絶対に怒らないでくださいね

【男】どうだい？俺のジャンプ力？
【質問者】さすがですねー。それだけのジャンプ力を維持しようと思ったら、相当練習が必要でしょう？
【男】いやー、それほどでも。まあ、毎日、2キロは走ってるし、週に2,3時間ほど、筋トレをやってるからね。
【質問者】それだけやってこそのジャンプ力ということですね。
【男】まあ、そういうことだね。
【質問者】ところで、少し話題がそれるかも知れませんが、他にもいくつか質問していいですか？
【男】なんだい？
【質問者】こんなことを聞いて怒らないでくださいね。いやー、絶対、怒るだろうなあ。
【男】なんだよ？　言ってみな。俺がそんなにちっちゃい人間に見えるかい？
【質問者】分かりました。それでは質問します。なぜ、この撮影を道の真ん中で？
【男】そりゃあ、、、そのほうがかっこいいからだよ。。。
【質問者】かっこいい？　道の真ん中だと、なぜ、かっこいいんですか？
【男】そりゃあ、お前、俺は車が来たって気にしない男だとアピールできるからじゃねえか。
【質問者】あっ、なるほどね。「俺は世の中のルールなんて完全に無視できる、どでかい人間なんだ」ということですね。
【男】まあ、そういうことよ。
【質問者】では、次の質問です。なぜ、足元に金魚鉢が？
【男】そりゃあ、お前、金魚のジョニーに俺の雄姿を見せるためだろうが。。
【質問者】金魚のジョニーというのは、今、金魚鉢で泳いでいる金魚ですか？
【男】ほかに金魚がいるか？
【質問者】なるほど。あなたは世の中のルールを無視できる、どでかい男ですよねー。
【男】そうだが。。
【質問者】なのに、金魚のジョニーには頭が上がらない。どういうことですかね？
【男】逆にひとつ、聞いていいかな？
【質問者】なんですか？
【男】俺のジャンピング・キック受けてみるか？